「朝起きられない」は怠けなのか?心がストレスを感じたSOSかもしれません

ある日突然、朝起きられない、布団から出られない、動けない

そんな経験はありませんか?

熱もないし、けがをしているわけでもない。

表向きはどこも悪くないのに、ただ朝起きることができない。

それはあなたの心は、ストレスでSOSを出している状態です。心の声を聞いてあげるようにしてください。

朝起きられないのは身体のSOS

朝、仕事に行くために起きなければいけないのに、動くことができない。布団から出られない。

そのため、会社に遅刻してしまう。

そうすると、上司からは

「不規則な生活をしているから、遅刻なんてするんだ」
「気持ちがたるんでいる証拠だ」
「夜更かしして寝坊しているんだろう」

と言った言葉が100%返ってきます。

ちゃんとしなきゃという気持ちもあるのに、「普段通りのことができない」

これは十分おかしい状態であるということをまずは理解するようにしましょう。

朝起きられないのはストレスが原因

職場や部署など環境が変わった、人間関係がうまくいかない、苦手な分野の仕事を任されたなどは、ストレスを溜める原因となります。

真面目な人ほど「どこも悪くないんだから頑張らないと」「自分の努力が足りない」と言い聞かせて、身体に無理をさせて出社します。

最初のうちは、朝布団の中で「今日はなんか起きたくないな」と思ったり、会社へ向かう途中に「これ以上歩きたくないな」と控えめなSOSですが、

そのうち、日曜日の夕方から憂鬱になったり、会社のことを考えると涙が出てくる、「会社に行きたくない」「仕事を辞めたい」と感じるようになり、

「朝起きられない」「動けない」といった心と身体が悲鳴を上げる状態に陥ります。

こういった症状の多くは、職場に連絡し休みを取ると症状が治まったり、朝は辛くても夕方になると気分が上向きになるなどの特徴があります。

もし、あなたがそういった状態であるのであれば「朝起きられないのは自分が怠け者だからだ」と責めたり、自分を追い込むことは決してしないでください。

仕事がストレスで朝起きられないのは、あなたの甘えではありません。あなたの能力と仕事のミスマッチで起こっているケースがほとんどです。

決してあなたが弱いのではなく、あなたの能力を生かせない環境なんだということを認識することが大切です。

つらい時は休んでいいんです。休むのは当然の権利なのですから。

朝起きられない原因を解決する方法

ストレスが原因で朝起きられない場合の対処法

①ストレスの原因とかかわらない

職場の人間関係がストレスとなっている場合があります。

人は長年生きていく中で、自分なりの考えや正義感を身につけるようになります。

ある事象が起こったときに、それをどうとらえるかは人それぞれ違います。

事実は1つしかありませんが、それぞれの人が受け取った真実(正しさ)は人の数だけ存在します。

通常、それぞれの真実(正しさ)をお互いに認め合いすり合わせながら生きていますが、たまに自分の正しさを一方的に突きつける人がいます。

真面目な人は一生懸命合わせようとするけれど、それは消耗するだけ。

どうやっても歩み寄れない人もいるのです。

そんな時は、かかわらない。逃げるが勝ちです。

そのことに気づいて、無理なストレスを溜めないようにしましょう。

②誰かに相談する

発熱や蕁麻疹など目に見える形でストレスや疲労があらわれれば、本人も周囲も気づいてすぐに対応することができます。

誰でもきっと治すための行動を起こすはずです。

しかし、心が壊れても目で見ることはできません。

あなたの心は何よりも大切な、決して替えが効かないものなのに、痛みが目に見えないためにメンテナンスが後回しになっていないでしょうか?

あなたの心はあなた以外には守れないものです。

きちんとSOSに気が付いて、しっかりメンテナンスしてあげてください。

自分一人で判断できない場合は、専門家の力を借りればいいんです。

きっと心が軽くなるはずです。

③環境が変われば輝ける

営業での交渉がストレスで体調不良になり、「仕事を辞めたい」「会社に行くのが嫌で朝起きられない」と訴えていた人が、

資料作りや企画の部署に異動することで、適性を活かし、楽しく働けるようになった例などはたくさんあります。

今の部署、職場があなたの適正にあっていないだけで、人それぞれ自分の能力を活かせる職場は必ずあるのです。

「つらい」「辞めたい」ということにフォーカスしてしまうと、思考が狭くなって広い視野で物事を見ることができなくなってしまいます。

転職経験がない人は特に「今の仕事を辞めたら生きていけない」と思い込みがちですが、そんなことは全くありません。

世界は広いんです。今の職場や仕事だけにとらわれる必要はありません。

いきなり転職するのが難しい場合は、部署異動を打診してみる。

休職して少しストレスから離れてみる。いろんな選択肢があるはずです。

あなたの輝ける環境を探してみませんか?

就職活動の際、本当に自分の適正に合った会社に入社できた人はどれくらいいるでしょうか?

「なんとなく今の会社に入った」「今の会社しか内定をもらえなかったので選択肢がなかった」という人も多いのではないでしょうか。

自分に合わない会社で無理をして働いている人はたくさんいます。合わないと感じつつも、人間は変化を嫌う生き物なので、今の環境を変えることに恐怖を感じます。

人は経験したことのないことは不安になります。転職を経験したことがない人は、新しい環境に飛び込むこと、転職することが不安です。

しかし、一度経験するとハードルがとても低く感じるものです。自分で経験しなくても体験した人の話を聞くのも効果があります。

まずは実際に体験した人の事例をいろいろ聞いてみてください。他の人の体験談を知ることで、「自分にもできるんじゃないか」と感じるはずです。

相談は無料でできるので、失うものはありません。まずは相談してみてください。

自分に合った環境を探すには情報収集が非常に重要

自分に合った環境を探すには、求人先の情報収集が非常に重要です。

求人票や表向きにはよさそうに見えても、実際に仕事をしてみると思っていたのと違ったということもありえます。

  • 人間関係がよさそうな職場だと思ったけど実際は違った
  • 人間関係はいいけど、労働条件が過酷すぎる
  • 残業は少ないと言っていたけど、入ってみるとサービス残業ばかり

など、実際に働いてみてギャップを感じることは少なくありません。

そのようなミスマッチをなくすために、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人先の職場に足を運んでリアルな状況を把握しています。

  • 職場の離職率は?
  • サービス残業や休日出勤はある?
  • 職場の雰囲気、人間関係はいい?

あなたが不安に思うことや気になることは、どんな些細なことでも相談してみてください。

直接、企業の採用担当者に聞きにくいことも、キャリアコンサルタントであれば抵抗なく聞けるのではないでしょうか?

転職エージェントは、あなたにピッタリな職場を見つけるサポートをしてくれます。

基本的にはどこも無料で使えますので、ひとまず登録して情報を集めるというだけでも損はありません。

今の環境を変えてみようかなと思ったら、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。

  • あなたのこれまでの経験からどんな転職先があるか(あなたの市場価値)
  • 環境を変えて成功した人たちの成功事例

これらのことを知ることで、ただ「今の環境がつらい」と感じているだけの状況より、具体的な状況判断ができるようになります。

自分には今の「職場以外の選択肢がある」というがわかるだけでも、精神的にとても楽になります。

転職の相談におすすめの転職エージェントをまとめていますので、ぜひ参考にご覧ください。

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