このページに来てくださった方は、以前の私と同じように悩み苦しんでいる方々ではないでしょうか?
- 仕事を辞めたい
- 職場にいるのがつらい
- いつまでこの仕事をするのだろう
- 自分に合った環境はここではない気がする
- どうして働かないといけないのかわからない
- 生きている意味がわからない
私もこんな感情を抱えながら、「どうすれば楽になれるのか」「そもそも何のために働かなければいけないのだろう」そんな考えがずっと頭をめぐっていました。
解決できる糸口を探すため、様々な本を読んだり、人に話を聞いたり、精一杯もがいていました。
そんな私の経験が、同じように苦しんでいる人の悩みの解決のきっかけになればと思いこの記事を書きました。
もし、どなたかのお役に立つことができれば幸いです。
今の会社を選んだ理由は?
大学を卒業後、私は企業に就職しました。就職活動もそれほど順調ではなく、色々な会社の面接を落ちていた中でようやく内定をもらった会社でした。
私が就職する際に重要視していたのは、「人間関係のいい職場」でした。
「石橋をたたいて渡る」性格の私は、内定をもらった会社に同じ大学の方がいたので(面識はありません)電話をかけて、会社の雰囲気や人間関係などを聞いて少しでも実情を知ることに必死でした。
今思えば、そんな電話をしても社内の本当の人間関係などはわからなかったかもしれませんが、その時の私はそうでもしないと安心できなかったのです。
その先輩からのお話で「悪くはなさそうだ」ということがわかったものの、それでも不安な気持ちは残っていました。
最終的には「入社してもし会社が合わなければ、辞めればいいや」と割り切り、「えいや!」の気持ちで入社承諾書を返送したのでした。
入社前は不安だらけだったものの、入社してからは仕事が楽しく、一生懸命打ち込むことができました。
仕事をやる意味がわからなくなった
私の上司は私より10歳年上の女性管理職でした。その上司からは評価もしてもらい、仕事の相談や連携もうまくいっていました。
その上司が突然、退職することになったのです。女性管理職の上の上司と意見が合わず、ケンカ別れのような辞め方でした。
その女性管理職が抜けた結果、私が部署をまとめる管理職の仕事を担当することになりました。
これまで一緒に働いていた同僚が部下という関係になり、関係性が少しづつ変わっていきました。
私の性格的に人をサポートしたり相手の行動を考えて動くことはストレスなくできるのですが、人に指示したり、人を動かすということには非常に苦痛を感じてしまいます。
また、これまで同僚として働いていた仲間が部下となり、会社に対する意見や要望を受け止めることにも大きなストレスを感じるようになり始めました。
それまで、楽しく働いていた仕事がまったく楽しいと思えなくなり、だんだん会社に行って部署のメンバーと顔を合わせること自体もつらくなっていったのです。
毎日のように、「仕事を辞めたい」「なぜ働かないといけないんだろう」ということが頭の中をめぐるようになり、最終的には「なんで生きているんだろう」と生きている意味がわからなってくるまでになってしまいました。
人が働く理由とは何か?
「何のために働くんだろう?」「生きる意味は?」「幸せって何なのか?」
答えを探すために「本を読む」、「人と話をする」、「セミナーに参加する」などあらゆるものを頼り、何かヒントがないかと必死に模索していました。
そんな中で、私の心に印象的だった言葉があります。
「人は、お金、地位、名誉、権力といったものをいくら持っても一瞬は幸せを感じるかもしれないけれど、本当の幸せはそこにはない。
人の究極の幸せは、『人のお役にたったとき』。その時に人は幸せを感じられるんだ。」
という言葉です。
人が働く理由もここにあるのかもしれません。
誰かのお役に立ちたい。誰かから「ありがとう」と言われることに喜びを感じるのは、人間の最終的な幸せのカタチなのかもしれません。
今の仕事に何か違和感を感じていたり、働く意味がわからなくなっている場合、少し振り返ってみてください。
あなたの仕事は誰かのお役にたっているでしょうか?
決して大きなことでなくてもいいんです。お客さんから、上司から、他の部署の人から「ありがとう」と言われる場面はあるでしょうか?
誰かのお役にたっていると感じられたら、少しは仕事をする意味を感じられるかもしれません。
成功の反対は失敗ではない
もう一つ、私がもがき苦しんでいる中で出会った言葉で、私の背中を押してくれた言葉があります。
「成功の反対は失敗ではない。成功の反対は『何もしない』こと。
成功と失敗は同じ側にある。
失敗すると後悔するかもしれない。何もしなくても後悔する。
しかし違いが一つある。失敗には「人生経験」が一つ増え、力がつくということ。
失敗は力をつけるプロセスでしかなくて、その力が飽和量を超えた時に成功できる。
成功への道はこの方法しかなく、多くの人は失敗の数が少ないから成功できない。」
人は失敗するのが怖くて一歩踏み出せないということが、往々にしてあるのではないでしょうか?
しかし、失敗は成功への序章でしかなくて、失敗なくして成功はないんです。
「今の仕事を辞めたいけれど転職に失敗したら嫌だから、今の仕事を続けている」という人も多いでしょう。
私もそうでした。
「何もしない」状態では、絶対に明るい未来はやってきません。
どれが正しいかなんて誰もわかりません。どの方向でもいいんです。
まずは動くこと。一歩踏み出すこと。
現状から一歩踏み出すことで、次の新しい道が出てくるんです。
私は先ほどの言葉を聞いて、失敗することへの恐怖がかなり軽減されました。
怖さが全くなくなったとは言いません。しかし、「失敗=ダメなこと」という思いはなくなりました。
これまでは、失敗することが「人生の汚点」みたいで嫌だったけど、むしろ失敗をしていない自分は成功なんてできるわけないんだってことに気づかされました。
そして、失敗したとしてもチャレンジしている人たちがとてもかっこよく見えています。
「命さえとられなければ、失敗なんて何とでもなる」
そんな気持ちを少しでも持てたなら、周りの見え方も変わってくるのではないでしょうか?
苦しいときは誰かに話すこと
人は「つらいこと」「苦しいこと」をなかなか人に言えないものです。
自分が弱い人間、ダメな人間だって思われたくないから。
でもそんな自分を見せてもいいんです。
家族や友達に話すことに抵抗があるなら、転職エージェントなど専門家に話してみるのも一つです。
私は転職エージェントのキャリアコンサルタントさんにかなりお世話になりました。
今までは頭の中でぐるぐる考えていたことを人に話すことで、自分自身の気持ちも整理できます。
第三者のアドバイスって非常に参考になるんです。
自分一人で考えられることって限界があるけれど、他人からの思いもよらない視点のアドバイスが新しい道筋になることもたくさん経験しました。
キャリアコンサルタントは仕事のプロです。自分と同じような境遇だった人の事例を教えてもらったり、客観的なアドバイスは必ず役立つはずです。
転職エージェントもたくさんあるので、賛否両論いろいろあると思います。
おすすめの転職エージェントは、「マイナビエージェント」です。
マイナビエージェントさんは、無理に転職をすすめることもなく、「ひとり一人に寄り添ったカウンセリングをしてくれる」と利用した人からの評価が非常に高いのです。
相談者の状況を考えてのアドバイスをしてもらえるので、登録するにはおすすめの転職エージェントです。