転職回数の平均は?転職回数が多い人の転職は履歴書、志望動機がポイント?

転職回数が多くなればなるほど転職には不利と聞きますが、世の中には転職を繰り返しながらも良い会社に勤めている人は多く存在します。

また、統計的に見ると、実は転職を一度も経験したことが無いという人の方が圧倒的な少数派であり、転職をすること自体は全く特別ではありません。

では、「転職回数が多い」と言われるのは、実際にはどの程度からなのでしょうか?

また、ほとんどの人が転職を経験しているという状況の中、転職回数が多いことのデメリットはなんなのでしょうか?

2回目以降の転職や、複数回の転職を繰り返している人に参考にして欲しいと思います。

転職回数の平均は?

そもそも、平均的な転職回数というのはどの程度なのでしょうか?

2014年のエンジャパンの調査では、20代でも実に63%の人が転職を経験しており、実は20代だけ切り取ってみても、転職経験者は非常に多いことが分かります。

また、30代になると50%以上の人が2回以上の転職を経験しています。

年代にもよりますが、平均して転職回数は2回以上、つまり少なくとも最初の会社を含めて3社程度は経験しているというのは一般的と言えるでしょう。

また、この調査には終身雇用の傾向が今よりも強かった50代・60代の方々も含まれていますので、それを除いた30代・40代だけを切り取ってみれば、平均的な転職回数はもう少し多くなります。(参照:https://mid-tenshoku.com/enquete/report-98/)

転職回数が多いことのデメリット

これだけ転職経験者が多いのであれば、転職を重ねることのデメリットも少ないのではないかと考えられますが、少なくとも良い印象は与えづらいものだと思います。

実際にはどんなデメリットがありそうなのか見ていきましょう。

またすぐに転職するのではないかと考えられる

転職を複数回繰り返している人は、言わば転職のベテラン。

最初の転職はハードルが高いものだったかもしれませんが、転職を繰り返したあなたにとって、今や転職自体はそこまで心理的ハードルは高くないものになっていませんか?

採用する会社も同じことを考えています。

せっかく多額の費用をかけてあなたを採用し、時間をかけて育て「戦力になってきた」と思ったらすぐに退職されては目も当てられません。

会社としては、長く働いて会社に貢献して欲しいと思っているので、こうしたリスクを持つ人はなかなか採用しづらいでしょう。

協調性が無いのではないか?と思われる

初めて働いた会社や初めて転職をした会社など、就職には失敗もありますので、そうした中で長続きしなかったということは想定出来ます。

2回目以降の転職ではそれまでの反省を活かし、長く働ける場所を探して働くのが普通の考え方だと思いますが、それにも関わらずやっぱりどの会社も短期間で転職してしまっている場合、「その人自身に問題があるのかな?」と疑われてしまう恐れも出てきます。

会社で働くということはチームプレーですので、いくら優秀だったとしても協調性の無い人間を雇うケースは少ないでしょう。

採用のハードルは確実に上がっていく

転職を繰り返せば繰り返すほど、採用されるまでのハードルは確実に上がっていきます。

例えば、あなたと同時期に同じ会社の選考を受けた方がいたとします。

能力はほぼ同じですが、あなたは転職回数が多く、一方は転職回数が少ないという場合、一般的に採用されやすいのは後者です。

採用に至る最も重要な要素はもちろん能力ですが、それを抜きにして考えた場合、転職回数が多いということは、確実にマイナスポイントになってしまうことは意識しましょう。

転職回数が多い人が転職する際の注意点

転職理由に納得感を持たせること

転職回数が多い場合には、その理由がしっかりと納得できるものであるかどうかが重要となります。

例えば、転職が常に同業界・同職種であれば、スキルアップのためなど理由を付けやすいですが、そうでない場合にはなぜそうしたキャリアを積んできたのかということを説明出来なければなりません。

他業種への転職などを繰り返していた場合、この理由付けが難しいこともありますが、ここはしっかりと対策する必要があります。

自分のキャリアが会社にとってメリットがあることを示す

就職は採用する側もされる側もお互いにメリットを見定めてするものです。

あなたの積んできた経験がまさにその会社で必要とされるものであれば、転職回数の多さはほとんどデメリットにはなりません。

自分が採用される為の判断材料をしっかりと提示するように示しましょう。

会社選びを慎重に行う

転職回数の多さを問題にするかどうかは、その会社の状況にもよります。

転職者の多い会社であれば、多少の転職回数の多さはほとんど気にはしないでしょう。

そういう会社であれば比較的採用されやすい傾向にありますし、転職者の多い会社は人の入れ替わりが活発であることから、職場の雰囲気的にも転職者を受け入れやすい雰囲気を持っています。

一方で、転職者の少ない会社からすると、転職回数をことさらに悪く見てしまう会社もありますので、そうした会社は避けた方が無難でしょう。

難易度の高さを自覚し、十分な対策を行う

いずれにせよ、転職回数が多ければ多いほど、基本的には転職の難易度は上がっていきます。

それを自覚して十分に対策をして転職活動を行なっていきましょう。

転職回数が多い人が転職を成功させるためには、必ず転職エージェントを使うことをおすすめします。

転職回数が多い人は、書類選考で落とされるケースが少なくありません。

書類選考を通過し、内定につながる職務経歴書を書くためには、転職エージェントのキャリアアドバイザーからのアドバイスが非常に役に立ちます。

また、転職エージェントは自分では探すことができない非公開求人も多数あつかっていますので使わない手はありません!

転職エージェントへの相談はすべて無料です。

転職回数が多い場合でも、転職エージェントを利用することで転職は可能ですので、ぜひうまく活用しましょう!

転職回数が多いかどうかよりも「どんな経験・スキルを積み上げてきたか」自分の経歴を伝えられれば、それはむしろプラスに働くはずです。頑張ってみて下さい!

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