介護職を辞めたい!介護職から異業種へおすすめの転職先は?

介護職の需要は少子高齢化により年々増えてきていますが、それに対して供給は圧倒的に間に合っていないと言われています。

その理由としては、介護職という仕事のつらさが挙げられますが、具体的に何がつらいのでしょうか?

また職員同士の人間関係が複雑な職場もあり、新人の高い離職率にもつながっています。

介護職のつらさや、実際に介護職として働いていて、転職したい人に向けて考えてみました。

介護職を辞めたい理由

給料が安い

介護職の給料は全職業の平均でもかなり低い方だと言われています。

仕事内容もかなり体力勝負なところがあるのにも関わらず、給料が低いとなればその苦労も報われません。

残業代がしっかり支払われていない、言わばブラック企業的な介護施設に働く人も少なくありません。

夜勤がある

介護士の仕事は昼夜問わず必要であれば対応しなければなりません。

主に日勤と夜勤の2交代制、あるいは日勤・準夜勤・深夜勤の3交代制に主に分かれます。

負担が偏らないように週内でもシフト交替をしていますが、それもあってか、生活リズムが不規則になりがちな勤務形態となります。

また、場合によっては2シフト連続で勤務するということもあるそうで、途中仮眠時間は設けるとしても、ほぼ体の休まることのない中、2交代制であれば24時間働きっぱなしになるという状況もあります。

夜勤は日勤よりも人数が少ないので、日勤よりも仕事が少ないと思われがちですが、決してそんなことはありません。

高齢者が対象であり、痴呆も始まっている高齢者であれば、夜に目的もなく徘徊することもあれば、ベットから落ちて自分で起き上がれないということもあります。

夜勤と言えど、決して気の抜けるものではありません。

とにかく人手不足

介護職は慢性的に人手不足です。

仕事自体は非常に意義があるものですが、仕事がきついイメージが先行しており、なかなか新しく人を集めることには難航しているためです。

人手不足であるために過剰なシフトになっているところも多く、それにより仕事がきついというイメージが更に高まっているという、負のスパイラルに陥っているところも見られます。

介護職について大きな労働環境の改善がなされ、そのイメージが取り除かれない以上、この人手不足が解消されることはないでしょう。

介護職からの転職におすすめの転職先は?

デイサービス

デイサービスの仕事は介護の仕事でありながら、夜勤の仕事もなく、仕事の範囲も限定的ですので、介護施設勤めから解放されたいと考えている人にはまずこちらをおすすめします。

介護の仕事内容自体は続けたいと思っている人も、継続してそのキャリアを積むことができます。

営業職

介護の仕事の一つはコミュニケーションです。コミュニケーション能力の高さを活かして、営業職になるのも一つの道でしょう。

特に、介護用品の販売などは今後も需要が高まる傾向にあり、実際にそれを使っていたというノウハウから、スムーズに商品説明などが行えることでしょう。

IT関連

IT業界も介護業界と同様、人手不足が続いている業界です。

未経験からでも採用される確率は比較的高く、転職先としては狙い目の一つです。

仕事内容など業種は全く異なりますが、人の受け入れが多い職種のため転職成功の可能性が高くなります。

こちらも労働時間が長いとは言われていますが、夜勤はなくなりますし、デスクワークにもなりますので、体力的な部分に関してはかなり改善されることでしょう。

介護職からの転職で気をつけること

辞めたい理由を考える

「介護職の仕事内容が嫌で辞めたい」のか、「今の職場環境が嫌で辞めたい」のかをはっきりさせるようにしておきましょう。

人間関係など職場環境が理由の場合は、今の職場を変えることで問題が解決することもあります。

介護職は人手不足なので、求人情報もたくさんあります。

今の職場が合わないと思ったら、新しい職場探しをぜひ始めましょう。きっと自分らしく働ける環境があるはずです。

「介護職という仕事が嫌」で辞める場合は、異業種の職種への転職になります。その場合は、ハードルも高くなりますので、よりしっかり準備を行う必要があります。

未経験職種に移る際には早く行動すること

未経験職種への転職は少しでも早く転職することが重要です。

中途採用は基本的には即戦力を期待されることがほとんどです。

そのため、未経験の場合はポテンシャルを買って採用されるため、若さはそれだけで武器となります。

年齢を重ねれば重ねるほど、この点に関しては不利になりますので、介護職を長く続けていくつもりは無い人は、早めに転職することを考えていきましょう。

自分がやってきたの棚卸

転職にあたって、自分がこれまで学んできたことなど、経験をしっかり振り返って、どんなスキルを身に付けてきたか、アピールできるポイントを探しておきましょう。

これをやっているかいないかでは、いざ面接に臨んだ時の余裕が全然違います。

介護職からの転職は活かせる経験が少ないので他業種へは難しいと言われたりもしますが、長時間勤務に耐えてきた体力の部分や、様々な人と向き合ってきたコミュニケーション能力など、仕事内容に直結せずとも活かせるものはたくさんあります。

いざ自分のアピールポイントを聞かれても答えに詰まるということにならないよう、事前にしっかりと振り返っておきましょう。

在職中から転職活動を始める

転職となると思い切って前職を辞めてからスタートする人も少なくありませんが、これは危険です。

退路を絶ってからという心意気は分かりますが、いざ転職活動が難航した時に、生活が困窮するリスクもありますので、早計に退職することは辞めましょう。

在職しながらの転職活動は忙しく大変なのは確かですが、その分金銭的な余裕は持ちつつ転職活動ができますので、退職自体は少なくともある程度転職先の目処がたってから踏み切るようにしましょう。

介護職からの転職に転職エージェントを利用すべき理由

介護職を辞めて転職したいけれど、「自分にどんな仕事ができるのか?」「求人はあるだろうか?」と不安に思う方は、多いのではないでしょうか?

転職エージェントでは求職者に対して、担当者のキャリアアドバイザーが下記のようなサポートをしてくれます。サポートはすべて無料です。

  • 今までの経験からキャリアプランを一緒に考えてくれる
  • 希望にあった求人情報を紹介してくれる
  • 求人先の詳しい情報や求めている人材の情報を教えてもらえる
  • 提出書類の添削や面接対策などのサポートをしてもらえる
  • 年収などの条件交渉や入社日の調整などを企業側とおこなってくれる

介護職から異業種への転職は、仕事内容も全く変わります。また、給料、職場環境など不安に感じることも多いのではないでしょうか?

不安に思うことがあれば、どんな些細なことでもキャリアコンサルタントに相談してみてください。

介護職から異業種へ転職を成功させている人は多くいますので、そのノウハウを聞くだけでも非常に参考になるでしょう。

転職エージェントに相談したからと言って必ず転職しなくても、ひとまず登録して情報を集めるだけでも大丈夫です。

転職を考えているのであれば、「仕事を辞める前に」まずは転職エージェントに登録することです。

  • あなたのこれまでの経験からどんな転職先があるか(あなたの市場価値)
  • 企業が求めているのはどんな人材か(今の転職市場)

介護業界に入ったものの長く続けていく自信を持てない人は、転職という選択肢もぜひ考えてみてください。

転職活動をすることにはリスクはありません。

転職活動をすることで「どんな求人があるのか」「自分の市場価値」を知ることで、ただ「辞めたい」と考えているより、より具体的な状況判断ができるはずです!

介護職から異業種への転職におすすめの転職エージェントをまとめていますので、ぜひ参考にご覧ください。

⇒介護職の転職におすすめの転職エージェント

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