会社の飲み会に行きたくない!嫌い!メリット・デメリットを考えてみた

会社の飲み会は嫌とは思ってもなかなか断りづらいものですよね。

飲みニケーションという言葉が出来てから久しいですが、職場内でのコミュニケーションの延長として、仕事仲間との飲み会は、言わば日本の仕事文化の一つとも言えます。

本来、職場を一歩出てからの行動は上司であったとしても基本的には制限出来るものではありませんが、飲み会については仕事の延長という感覚が強く、参加を強く求めるという人も中にはいるかもしれません。

お酒やそういう場が好きな人であればともかく、苦手な人にとっては特に苦痛を感じる状況でしょう。

一方で、会社の飲み会は、職場内でのコミュニケーションをより円滑にしたり、同僚のより自然な姿を見ることが出来る貴重な機会でもあります。

筆者も普段は仏頂面をした上司が家庭では子煩悩であるということを知り、以来その話で非常に良い関係を作れたという経験もあります。

職場では黙って無駄口を叩かずに仕事をする上司でしたので、飲み会でなければこうした側面を知る機会も得られなかったことと思います。

苦痛にならない程度に出席するのであれば、会社の飲み会は、意外と恩恵も大きい機会となります。メリット・デメリットを見極めた上で、うまく立ち回っていきましょう。

会社の飲み会への参加のメリット・デメリット

会社の飲み会のメリット

コミュニケーションの円滑化

仕事というチームワークが重要な状況において、円滑なコミュニケーションは仕事を上手く進める上で不可欠なものとなります。

同じ職場で働いていたとしても、役割が違えば普段必要以上のことを話すことは少ないですが、これではお互いをよく知らないままですので、円滑なコミュニケーションは難しいと言えるでしょう。

一方で、飲み会という場であれば、普段はあまり会話をしない間柄であっても気兼ねなく話せる機会となります。

そうした機会を使って事前にお互いを知ることで、いざ仕事で深く付き合わなければいけなくなったとしてもスムーズにコミュニケーションが取れることでしょう。

同僚の素顔が知ることが出来る

「お酒の力を借りる」という言葉がありますが、普段職場内では話すことも出来ない内容も、半プライベートだからこそ話すことが出来るということもあります。

前述したように、硬いようなイメージの人だったとしても、本音のところでは取っ付きやすい一面を持っているもので、そうした一面を知ることで、その人の印象も変わります。

不満の共有

飲み会で主となる話題の一つとして挙がるのが“仕事の愚痴”です。

あまり生産的な話題ではないのは確かですが、同じ職場で働く仲間であればこそ、その不満は共有出来るものであり、それを通じて協働する意識も強くなるかもしれません。

また、もしあなたが人を管理する立場であれば、部下や同僚の不満の原因を探る機会にもなります。

普段、上司であるあなたに対して会社の不満など普通は言えないことですが、飲み会という場であれば、そういったこともフランクに話すことが出来ます。

それを会社に密告するなどしてしまえば、敢えてそれを言ってくれた部下の信用を失うことになりますが、職場に持ち帰りそのタネを取り除くようなことが出来れば、部下も今以上に仕事に励んでくれるかもしれません。

会社の飲み会のデメリット

お酒を飲むのがつらい

飲み会=お酒は付き物です。もしあなたがお酒を嫌いであれば、あまり長居はしたくないものでしょう。

上司からお酒を注がれればなかなか断れるものではありませんし、お酒以外を頼もうとすると他のメンバーから白い目で見られるという、少しパワハラ地味た環境もあります。

解決策としては、普段からお酒を飲めないというアピールをしておくことである程度の防御が可能です。

特に、よく一緒に飲み会に参加する業務の近い同僚などには打ち明けておき、飲まされそうになった時にはやんわりと止めてもらうなど、協力してもらうことで想定以上の深酒は避けることを試みましょう。

帰宅時間が遅くなる

一次会だけで終わるのであればそこまで負担はありませんが、二次会まで行くのがデフォルトになってしまっているような場合、必然的に帰宅時間は遅くなります。

家が遠い人であれば、終電が当たり前になってしまうこともあるのではないでしょうか?

そうなれば、睡眠時間も削られ、翌日の仕事にも影響が出てきます。極力早く帰るようにする心掛けは必要ですが、当たり前のように二次会に行く流れが出来てしまっていれば、そこでそそくさと帰るというのはなかなかハードルが高いものかもしれません。

断りづらいことは確かかもしれませんが、時には思い切って伝えることも大切です。“一次会で帰る人”というイメージをどうにか作ってしまえば、その後は理由なく無理に誘われることも無くなるでしょう。

金銭的な負担

誰と行くかによりますが、歓送迎会など、会社の公式な飲み会を除けば、飲み会に行って自分は負担がゼロということも少ないでしょう。

基本的には何割かは支払う必要があります。

飲み会が多い職場であれば、週に複数回行くというのも珍しくはないので、1回あたりの支出が3,000円程度であれば3回行けば約1万円、月にすれば4万円程度の支出となり、大きな負担となります。

せっかく一所懸命働いて稼いだお金を、好きでもない飲み会で放出するのはいただけませんね。

飲み会での支出が大きな負担になっている場合は、是非行く回数をコントロールするよう心掛けて下さい。

 

飲み会には良い面も悪い面もありますので、是非とも“会社の飲み会”との上手い付き合い方を考えて行動して欲しいと思います。

飲み会が好きな人でも、頻繁にあれば結構負担になっているケースもありますので、参加により受けている負担を考えてみて下さい。

参加すべき飲み会としなくてよい飲み会というのは存在しますので、しなくてよいものについては果たして参加すべきなのかどうか、オウム返しのように参加表明をする前に考えてみてはいかがでしょうか?

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