苛めは子供の世界だけではありません。大人の世界、会社でもイジメは存在します。
さらに、会社の中では「上司」という権力を持った存在があります。権力を持った人間が、弱い人間に一方的に力を振りかざすと、それはパワハラです。
上司の立場では、「いじめではない」「パワハラではない」というかもしれませんが、外から見ると明らかにイジメということがたくさんあります。
職場での上司からのパワハラの事例
例えば、営業職で打ち上げ目標を達成しないとき、上司は当然「なんで目標未達なんだ」と追及してきます。
何人かいるチームメンバーの中でも、ある特定の人ばかりを追求し他のメンバーは時間がなくなり、ほとんど追及されないなどが起こることもあるでしょう。
部下に対して説教する場合もそうです。
説教の長い上司の場合、1時間、2時間説教が続くことあると思います。
そんな場合も、ある特定の部下に対しての説教が特に長く夜中まで続くなんてことも。
いいやすい性格や大人しいタイプの人は、反抗して言い返すこともしないので、他の社員への不満も代表してぶつけらてしまうという状態にまでなってしまうこともあります。
誰か周りの人が、その上司に対して「いじめではないか」「パワハラではないか」ということを言えればいいのですが、そのような職場はなかなかないでしょう。
その結果、その部下が体調を壊したり、精神的に追いつめられる。退職するまでそういった状態が続いてしまうのです。
そして、その部下が退職しても別の人が新たなターゲットとなります。
職場で上司、先輩からのパワハラの対処法
パワハラをする上司や先輩は絶対にいます。いじめやパワハラを行う人は、自分がパワハラを行っているということに気づいていないのです。
やっている側は「愛の鞭」「指導してやっている」くらいにしか思っていません。誰かが注意しても変わらない。そういう人なのです。
そのため、あなたが行動するしかありません。
上司からのパワハラで精神的に追いつめられたり、身体を壊すまで耐える必要はありません。
人には耐えられる我慢と耐えられない我慢があります。
また、パワハラは自分を犠牲にしてまで耐えても、いいことは何一つないのですから。
パワハラ上司の対処法として、まずは「その上の上司に相談する」ということです。
ただ、この方法では解決が難しい場合も多いと思います。
パワハラ上司が存在する会社という時点で、会社自体がパワハラ体質であることが多いためです。
会社事態がパワハラを容認している風潮がある場合は、いくらその上の上司に訴えたところで対処してもらえなかったり、逆に会社に居づらくなる可能性もあるので、そのあたりはしっかり見極めるようにしましょう。
そのようなときは、とにかく「逃げるが勝ち」です。
そんな会社と関わっていても、あなたの身体を壊すだけなので、さっさと見切りをつけましょう。
パワハラ会社を転職する際の注意点
いざ「辞めよう」と決意はしても、「今度の生活はどうなるのか?」と考え出すと、「やっぱり我慢するしかないのかも」と振り出しに戻る思考のループ状態に陥ってしまいます。
人間は不思議なもので、どんなにひどい状況だとしても、「自分さえ我慢すれば、今の環境の方が安全だ」と感じてしまうものなのです。
冷静に考えると、その環境にいることが一番危険なことなのにそれがわからなくなってしまうのです。
ある意味、洗脳状態と言えるでしょう。
会社からの洗脳から解放されえるためにも、「これからの自分の選択肢はどのようなものがあるか」「そのための準備ができているか」を客観的に自己分析する必要があります。
毎日、パワハラを受けてへとへとになりながら働いている中で、そういった時間を取り、冷静な判断をするのはなかなか難しいと思います。
そのため、転職活動をするには必ず転職エージェントなど転職のプロに相談してください。
なぜ転職サイトを利用する必要があるのか
「どんな業種、職種に就くか?」「どんな会社に入るか?」は、「人生の戦略」です。
「これが正しい!」という戦略をハッキリさせるのは難しいかもしれませんが、間違った戦略はハッキリしています。
- 倒産しかかっているような会社を選ぶ
- 社員を奴隷のようにしか思っていないような社長が経営する会社
- パワハラやいじめなど人間関係が最悪な会社
- 残業時間が多すぎて社員が身体を壊してしまうような会社
このような会社を選んでしまうと、人生の質が著しく低下してしまいます。
間違った選択をしないように正しい戦略をアドバイスをしてくれるのが、転職エージェントなのです。
求人票や表向きにはよさそうに見えても、実際に仕事をしてみると思っていたのと違ったということは多々あります。
- いじめやパワハラがある
- 仕事内容はいいけど人間関係が最悪
- 残業は少ないと言っていたけど、入ってみるとサービス残業ばかり
- 休日出勤しても手当ても代休もない
せっかく転職したのに、また同じような状況になってしまっては意味がありません。
そのようなミスマッチをなくすために、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。
転職エージェントのキャリアアドバイザーは、求人先の職場に足を運んでリアルな状況を把握しています。
- 職場の人間関係や職場の雰囲気は?
- 離職率は?
- 休日出勤の代休は取れる?
- 残業代はきちんと払われる?
- 実際に働いている社員の評判は?
不安に思うことや気になることは、どんな些細なことでも相談してみてください。
直接、企業の採用担当者に聞きにくいことも、キャリアコンサルタントであれば抵抗なく聞けるのではないでしょうか?
転職エージェントは、あなたにピッタリな職場を見つけるサポートをしてくれます。
基本的にはどこも無料で使えますので、ひとまず登録して情報を集めるというだけでも損はありません。
今の環境を変えてみようかなと思ったら、まずは転職エージェントに登録することをおすすめします。
- あなたのこれまでの経験からどんな転職先があるか(あなたの市場価値)
- 市場が求めているのはどんな人材か(今の求人市場)
これらのことを知ることで、ただ「辞めたい」と考えているより、より具体的な状況判断ができるのではないでしょうか?
自分には「今の職場以外の選択肢がある」というがわかるだけでも、精神的にとても安心できるはずです。
正しい戦略を立てて望む結果を手に入れるには、「自分の現在地」を知り、「的確な情報」を集めるという「事前準備」が非常に重要です。
これを一人でやるのは非常に困難です。
転職エージェントでは、転職のプロが無料でサポートしてくれるのですから利用しない手はありません。
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