職場の派閥争いなんてくだらない!中立でいると孤立する?

職場の派閥によって迷惑を被っている方は比較的多いのではないでしょうか?

派閥と聞いてピンと来ない方は、意外と恵まれた職場なのかもしれません。

ただの仲の良いグループ程度であれば全く問題はないのですが、それが力を持って意見を発し出すと、職場も見過ごせない存在になっていきます。

そして、同じ職場に二つ以上の派閥があったら?

しかもそれが互いに対抗し合うような状況だったら?

付かず離れず程度の距離が一番良いですが、それも難しい状況になっていきます。今回はそんな職場の派閥について、少し考えてみようと思います。

どんな派閥があるの?派閥のタイプについて

インフルエンサーによる派閥

職場内には、必ずと言っていいほど階級や雇用形態を飛び越えて強い発言力、影響力を持つ人がいます。

例えば、いわゆる「お局様」というような、長くその職場で働いて確固たる地位を築いてしまった人などです。

こういった人たちが、例えば「○○さんがやる気がない」と言えば、周りの人たちもそれに同調してしまうことがあります。

単純な陰口程度ならまだマシですが、これがエスカレートした場合に、派閥となってしまうことがあります。

本人が意図していたかいないかに関わらず、その標的となった人を貶めるような噂が流れるなど、職場内の問題に発展することもあります。

権力争いにおける派閥争い

上層階級におけるタイプの派閥で一番多いのがこちらでしょう。

ドラマなどでもどちらの派閥に付くかで自分の出世に関わるというような一場面を見ることがありますが、まさにそのような状況です。

例えば、社長交代の時期に次期社長の候補として挙げられている専務・常務の両派閥など。

自分が属する派閥のトップが階級を上げるようなことになれば、自分にも大きな恩恵を得られる場合がありますが、逆も然りというリスクのある派閥タイプです。

もしあなたが自陣営の中でも注目される存在で、かつ相手側派閥が勝利するようなことになれば、その後の昇進に支障をきたすようなこともあります。

上記には分かりやすく専務・常務といった階級を例にあげましたが、他の役職であっても同じです。

本来であれば昇進などは実力で決まるべきところですが、実際にはこうした要因も見え隠れしていることも少なくありません。

出身校による派閥(学閥)

今は少なくなっては来たかもしれませんが、学閥もメジャーな派閥タイプの一つです。所属長と同じ学校の出身であれば優遇されるというようなものですね。

実力も経験も明らかに自分の方が上なのに、出身校が一緒というだけで貴重な経験を優先して与えられるというような、明らかなえこひいきが見られるのもこのタイプかもしれません。

出身校が同じということで、肩入れしてしまう気持ちも分からないでもありませんが、出身校が違う人は違う学校の出身だからというだけで機会損失を被ることもあります。

派閥による被害を受けないためには?

派閥は属したとしても自分に直接的なメリットがあるとも限りません。

上手く使えば自分の仕事のし易さにも繋がるかもしれませんが、その分デメリットもあります。あえて危ない橋を渡るよりは、地道に仕事をしていく方が賢明でしょう。

次に、派閥の被害を受けない方法をご紹介します。

職場の派閥争いの対処法

派閥に近寄り過ぎない

最も簡単なのは、仲間になってしまわないということです。

ポイントは明らかに遠ざけているというよりは、付かず離れずの距離を常に保っておくこと。

あまりに露骨に遠ざけることで敵とみなされても面白くありませんので、良い距離感をキープしておくことが重要です。

徒党を組んで行動する人は世の中に多くいますが、職場内にも同様に派閥という形でそういう人たちが存在します。

良い意味で協力しているようなものであれば良いのでしょうが、基本的には足の引っ張り合いをしているケースがほとんどなので、まずは極力関わらないということを意識しましょう。

自分の仕事をしっかりやる

自分が一匹狼のような存在であれば、派閥に属さない人であっても一目置かれた存在になることが出来ます。

一人派閥のような形で、自分自身の確固たるポジションを築くために必要なのは、まず仕事が出来るということが必要です。

与えられた仕事をしっかりとこなし、自分が打ち込むべきものに力を注げる環境を整えていきましょう。

目に余る場合は上司に相談

派閥の多くは上位職者というよりは下位職者によるものが多いので、余りにその言動がひどい場合には、上司に相談してメスを入れてもらうということも一つです。

自分から直接派閥の人間に対して申し入れするのは少し勇気が要りますが、上席からの指導という形にしてしまえば、派閥の人に対しても角が立たずに済むでしょう。

転職も一つの手段

状況が変わらない、耐えきれないというような場合は、転職をすることも検討した方が良いかもしれません。

中には根が深い問題により、すぐには解決しないものもあると思いますし、場合によってはそうした問題を解決出来ない会社にも問題があります。

そこで長く働くよりは、転職して新しい環境で心機一転した方があなたのためになるでしょう。

ただし、いきなり仕事を辞めることはおすすめしません。

転職活動において、事前の情報収集が転職成功のカギを握るといっても過言ではないほど重要なためです。

自分ひとりで情報収集するには限界がありますので、転職エージェントに相談することをおすすめします!

転職エージェントの利用をおすすめする理由

今の職場は辞めたいけれど、「自分がどんな仕事に合うのか」「どんな仕事なら条件に合うのかが分からない」という方は、多いのではないでしょうか。

転職エージェントでは求職者に対して、担当者のキャリアアドバイザーが下記のようなサポートをしてくれます。サポートはすべて無料です。

  • 今までの経験からキャリアプランを一緒に考えてくれる
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新しい環境への転職は、仕事内容や業界、給料、職場環境など不安に感じることも多いでしょう。

不安に思うことがあれば、どんな些細なことでもキャリアコンサルタントに相談してみてください。

キャリアコンサルタントは求人先の企業に足を運び、その会社の雰囲気を肌で感じているので、求人票ではわからない職場のリアルな状況を教えてもらうことができます。

給料や残業の多さ、社内の人間関係など企業の採用担当者に聞きづらいことも、キャリアアドバイザーには聞けるのではないでしょうか?

基本的にはどこも無料で使えますので、ひとまず登録して情報を集めるというだけでも大丈夫です。

「転職したい」という気持ちが少しでもあるのであれば、仕事を辞める前にまずは転職エージェントに登録することです。

  • あなたのこれまでの経験からどんな転職先があるか(あなたの市場価値)
  • 市場が求めているのはどんな人材か(今の求人市場)

これらのことを知ることで、ただ「辞めたい」と考えているより、より具体的な状況判断ができるのではないでしょうか。

「今の職場以外の選択肢がある」というがわかるだけでも、精神的にとても安心できるはずです。

転職の相談におすすめの転職エージェントをまとめていますので、ぜひ参考にご覧ください。

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