【転職するべき人/残るべき人】転職するべきか悩んだら読んでみてください

ほとんどの人が、一度は「転職しようかな」と考えたことがあると思います。

しかしながら、多くの人はそのタイミングでやはり思い直して転職という選択肢もいつか頭の中から消えていきます。

もちろん、そこで真剣に考えて転職に踏み切る人もいますが、ほとんどの人は考えたもののあくまで選択肢の一つとしか考えないでしょう。

転職活動はしっかりとした目的と意思があってこそ成功するものですから、そうやって忘れてしまうようなら、その時は転職をすべきではないかもしれません。

それでは、実際に転職すべきかどうか悩んだ時、「転職する」「転職しない」という判断はどのように下すべきなのでしょうか?

今回は、転職するかどうか迷った時に考えるべきことについて考えてみましょう。

転職するかどうか迷ったときに確認しておくこと

転職の目的が明確かどうか考える

転職すべきかどうか考えた時には、当然ですがまずその転職の目的があるはずです。

これが無ければもちろん転職をするべきではありません。

転職の目的は、キャリアアップのため、待遇改善のためなど様々ありますが、例えば「もっと自由な社風の会社で働きたい」など、こういった理由でも構いません。

とにかく、自分が何を求めて転職するのかということを明確にする必要があります。

これが出来ていなければ、会社選びの基準も当然曖昧なものになってしまいますし、入社出来たとしてもミスマッチの可能性は高くなってしまいます。

どの程度の年収が必要か

仕事の目的はお金だけではありませんが、当然生活のための給与は必要です。

転職する場合には、年収が上がるにせよ下がるにせよ、給料の変化も伴うものです。

給与が転職直後からすぐに現職の給料を超えるというのであれば問題はありません。

しかし、無役職から役職付きへのキャリアアップ的な転職で無い限りはなかなか年収が下がってしまうケースが少なくありません。

即戦力とならない以上、基本的には入社直後は給料が下がるものと考えておきましょう。

「最初は安いだろうけどしばらくすれば上がるだろう」というのは楽観的考えもあまり当てにはなりません。

既に家庭をもっている人はもちろん、そう出ない人も、自分の生活コストが普段どの程度かかっているのか把握し、これも会社選びの基準の一つとして捉えていくことが重要です。

長期的な目線で考えてみる

転職してから3年・5年・10年と考えた時に、自分がどのような状況になるのかを想像してみることも重要です。

転職を目の前の自分の問題を解決するためだけで捉えている人は特に考えるべきことです。

例えば、前述の年収に関しても、最初の提示年収は高いものの、その後上がらないというのであれば生涯年収で考えると他から劣っているということもあります。

また、今は若いからという理由で長時間労働も厭わなかったとしても、年月が経てば当然体も衰えてきます。

もちろん、会社側もそこは考慮しますが、会社が優先するのは全体的なステークホルダーのことですので、従業員のことばかりを気にするということは出来ません。

自分がその会社で働き続けた場合どうなるのか、実際に転職を検討している会社で働いている人の状況などを参考に考えてみると良いでしょう。

会社の業績や業界の盛衰にも目を向けてみる

ビジネスの流れは近年加速しており、その在り方も大きく変わっています。

「○年以内に無くなる仕事」といった記事を見たことがある人も少なくないのでは無いでしょうか?

例えば、音楽業界をとってみると、Youtubeやその他のストリーミングサービスにより、業界全体の売り上げは縮小しており、また収益構造も変化が見られています。

技術の進化やトレンドの変化により、以前は盤石と言われていたような会社でも、数年の間で困窮してしまうこともあるので、転職というタイミングでは転職先の会社・業界の今後の展開についても注視する必要があります。

ネガティブ要素だけではなく、今後発展が見込まれる会社・業界であれば、仕事自体が盛り上がっていく可能性もあるので、そういった場の方が働いていてもやりがいがあるでしょう。

転職でやってはいけないこと

転職を勢いで考えてしまう人もいるかもしれませんが、その場合は成功する確率はかなり低いと言わざるを得ません。

転職活動は論理的に考えた上で転職する必要性があるのか、また転職により得られるもの・失うものはなんなのか、まずは冷静に考えてみて下さい。

ただ、考えすぎて動けなくなるのも考えものです。

一歩踏み出す必要があるのも事実です。

何もしなければ現状が続くだけで、新しい未来は絶対にやってきません。

会社を辞める前に転職活動をしてみる

転職理由も考え転職を決断したのであれば、まずは会社にいながら転職活動を始めるようにしましょう。

思い切って辞めるというのは潔く見えるかもしれませんが、実際には無謀と言わざるを得ません。

会社に求める条件をしっかりと考え抜いた後でも、その条件に当てはまる会社があるとも限りませんし、その会社への転職がスムーズに進むとも限りません。

まずは会社にいながら出来ることを、少しずつでも良いので取り組んでいきましょう。

会社にいながらの転職活動は時間も限られていますので、転職サイトや転職エージェントを使うことをおすすめします。

登録するとすぐに転職活動に移らなければと不安に思うかもしれませんが、そんなことはありません。

いつ頃を目処に転職したいのかを設定し、そこに向けて効率的に準備を進めていきましょう。

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